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「んーっ!...眠い」
「乱~、さっさと起きなさいよ~。もう7:50なんだからねー」
「わかってるってば、今着替えてんの」
この扉越しに呼んでいるのは俺の母。
(あぁ、中学3年にもなって寝坊とか恥晒しもいいところだぜ)
さっさと寝間着から制服に着替えて、学校の用意をし鞄を持ち部屋を出た。
部屋を出て台所にいくとそこには朝食の用意をすませて俺を待っている母がいた。
「もう、乱が起きるの遅いから朝食冷めちゃったよ」
「あー、はいはい。すみませんね」
隣でグチグチ文句を言っている母をそっちのけに俺は冷めた朝食を食べた。
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