出会い

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加護隊最強の部隊にいてもその魔法が使えるのは数人しかいない 彼女の呟きに答えたのはケシーだった 「それは彼が特別な存在。神兵の一員だからですよ」 ¨神兵¨という言葉に二人は驚きで目を見開いた 「……皇女直属のこの世界最強の特等魔導師。実在しているなんて」 魔導師はその存在自体がはっきりしていないがlostfourteen(失われた14人)として文献には残っている それには彼らは魔法、剣技の両方に優れた魔剣士として紹介され裏方として様々な戦争に貢献してきたとされている。また、装備も各国から試作品が集められ実験部隊としても活躍している 「でも……なんであんな所に」 ミリの疑問も最もだ。彼女たちがいた森は危険な魔物は滅多にでない。今回はその滅多に遭遇したのだが 「彼はかなり気まぐれだから任務とは言い切れないし。ま、助かったんだから感謝なさい」
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