トバリ

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じきに夜が来る。 ぞわりと寒気が走るのを打ち消すように唇を噛んで目を閉じる。 そのまま落ち着くのを待つ。 咲耶、早く来ないかな。 「何してんの?」 「うわっ」 びっくりして目を開けると、3mくらい前に朔耶が立っていた。
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