悪循環

8/11
前へ
/220ページ
次へ
首に舌を這わせながら、手で胸の突起を刺激される。 自分でも驚くくらい、身体が思い切り跳ねた。 カチャカチャと手早くベルトが取り払われ、手でいたぶられる。 「はっ、うあ、んんっ」 「いい声出すな。 やっぱこれ、よく効く」 掠れた高めの声が出る。 自分の声じゃないみたいだ。 苦痛と嫌悪感で顔が歪む。 早く、早く終われと念じる。 声に出ていたかもしれない。 しかし思いとは裏腹に身体は熱く跳ね、喘ぎは激しくなっていく。
/220ページ

最初のコメントを投稿しよう!

551人が本棚に入れています
本棚に追加