修学旅行

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その後風呂にも入り、後は寝るだけになった。 「日向、そろそろ寝ようか」 「うん。わかったぁ・・・・あっ」 ソファーから立ち上がった瞬間、日向が前に倒れそうになった。 俺は咄嗟に日向を支え、抱きしめるような状態になった。 「大丈夫か?」 「うん。ありがとう//」 「眠いなら抱っこで部屋まで連れて行ってやるよ」 日向を抱き上げ、背中を優しく擦った。 「うゅ//」 日向は恥ずかしそうにしながらも小さく頷き、俺の首に手を回した。 「ありがとう、ゆうや//」 「どういたしまして。じゃぁ母さん、おやすみ」 「おやしゅみぃ//」 「おやすみ」 部屋に入り、日向を抱っこしたまま眠りについた。
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