修学旅行

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その後日向の寝顔を見た女子グループは、自分達も眠くなったのか其々の布団に入り、直ぐに寝てしまった。 「俺も寝るかな」 「・・・・ゆうや」 布団に入り、目を閉じて眠る体制になった所で、隣で寝ているはずの日向に声を掛けられた。 「ん?」 「あの・・・・トイレ着いてきて・・・・//」 少し恥ずかしそうにお願いする日向は何か、本当に弟みたいで可愛かった。 「わかった。じゃぁ行こうか」 「うん//」 布団から出て、日向の手を握り、トイレに向かった。 日向の事だからこうしないと、怖いと思うし。 「ほら、ここで待ってるから行っておいで」 「う、うん・・・・」 表情が暗いな・・・・多分夕方見た般若のお面を思い出したんだろう。 「ギリギリまで行って手握っててあげるから」 「ありがとう//」
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