修学旅行

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少しして、水流音と共に日向がトイレから出てきた。 「ありがとう。ゆうや//」 「ん、どういたしまして。手洗ったら布団戻るぞ」 夏だというのに夜だからか、少し肌寒いしな。 「うん」 日向が手を洗い終わった所で、自分の布団に入った。 「じゃぁ、おやすみ日向」 「あ、あの・・・・ゆうや」 「どうした?」 「そっち行ってもいい?」 こっち? 「俺の布団か?」 「うん//」 「いいよ。おいで」 俺がそう言うと、小さくやった!と言い、俺の布団に潜り込んできた。 「えへへぇ、あったかい//」 こんなにくっついて・・・・本当に甘えん坊だな、日向は。 「おやすみ、ゆうや//」 「おやすみ」 日向の頭を優しく撫で、眠りについた。
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