修学旅行

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紅葉饅頭を買い、店のおじいさんは俺たちが修学旅行生だとわかると、バラ売りの紅葉饅頭を一つずつくれた。 おじいさんにお礼をいい、貰った紅葉饅頭を日向と食べながら旅館へと足を進めた。 「紅葉饅頭美味しかったね!」 隣にいる日向は嬉しそうにしている。 「まぁ日向はずっと俺の後ろに隠れてたけどな」 「だって・・・・」 「まぁ可愛いからいいけど」 「か・・・・かわっ///」 「ん?どうした?」 「僕、可愛いの?///」 何を今さら。 「日向は可愛いよ。甘えてくる時の仕草とか」 全体的に可愛いけど。 「あぅぅ///」 「ほら、早く戻るぞ」 今気づいたけど、結構時間ギリギリだ。 「あぅぅ///」 日向の手を握り、少し早足で旅館に戻った。
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