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「うん・・・・」
「ほら、もうすぐ着くからとりあえず降りる準備しよ。後で電話すればいいし」
心配といった表情を浮かべる日向を引き寄せ、優しく頭を撫でた。
「うん。ありがとう、ゆうや//」
その後目的の駅に着き、さらにまたバスに乗り、学校を目指して走り出した。
暫くバスに揺られ、もうすぐ学校に着くという所で日向が寝てしまった。
まぁ疲れたんだろう仕方ないか。
さて、どうするかな。起こすのも可哀想だけど、荷物もあるしな・・・・
そんな事を考えている家に学校に着いてしまった。
「まぁとりあえず降りるか。後は母さんが車か自転車で来てるのを祈るだけだな」
日向を抱き上げ、バスを降りて回りを見回した。
「悠哉。こっち」
声がする方を見てみると、車の窓から手を振る母さんを見つけた。
「車で来てくれて助かったよ」
「私の所にもメールが来たの。今日ひな君を泊めて欲しいってメールが」
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