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「それで?」
それだけじゃ車で来ようなんて思わないだろ
「もしかしたらひな君寝てるかなって思って。それについでに買い物もしようと思ったから」
まぁ日向が寝てるのは事実だし、助かった。
「じゃぁ荷物取ってくるから」
日向を後ろの席に寝かせ、荷物を取りにバスに戻った。
バスの側まで行くと、荷物が二つだけ置いてあった。
勿論俺と日向の荷物だ。
その荷物を持ち車に戻り、トランクに入れ、俺も後ろの席に座った。
「日向、ちょっとごめんな」
流石に日向を寝かせた状態で隣に座るのは少し狭かったため、日向の頭を少しだけあげ、俺の膝の上に乗せた。
「何か二人って恋人同士みたいね」
恋人同士か・・・・
「どうしたの?」
「何でもないよ」
目線を日向に向け、すやすやと眠る日向の頭をそっと撫でた。
「・・・・んみゅ//」
・・・・・・・可愛いな。
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