修学旅行

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「今ならお菓子も買ってもらえると思うぞ?」 「行こうかな//」 「決まりだな」 日向を降ろしてから鍵を抜き、車を降りて、鍵を掛けた。 「じゃぁ行くか」 「・・・・ゆうや、抱っこして//」 「いいけど。知ってる奴に会うかも知れないぞ?」 まぁ何人かは日向が甘えん坊だって事は知ってるだろうけど。 「それは恥ずかしいけど、今ゆうやに抱っこして欲しい//」 「わかった」 日向を抱き上げ、スーパーの中に入った。 「菜月さん何処に居るのかな?」 「まぁ携帯で呼べばいいんだけど・・・・」 「どうしたの?」 「日向、俺のポケットから携帯出して、母さんに電話してくれないか?」 俺は日向を抱っこしてて、手が塞がってるし。 日向を降ろして自分でかけてもいいけど、気分的に日向を降ろしたくないんだよな。 「ん。わかった」 そう返事をして、俺のポケットに手を入れ、携帯を取り出した。
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