修学旅行

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それから30分程で、風呂から上がり、パジャマに着替えてリビングに戻った。 「母さん、飯まだ?」 日向と一緒にキッチンを覗き込むと、何かを煮込んでいた。 匂いからするとカレーだな。 「今夜はカレーなの?」 「そうよ。もうすぐ出来るから向こうで待っててくれる?」 「わかった!」 俺と日向はリビングに戻り、ソファーに座った。 「待ってる間って退屈だね」 退屈か・・・・もうすぐ出来るんだろうけど。 「ならその間こうしよう」 日向を自分の膝の上に乗せ、頭を撫でた。 「はふぅ・・・・///」 日向も気持ちよさそうにして、俺に凭れ掛かってきた。 「どうした?」 「悠哉にこうされると、力抜けちゃうんだ・・・・///」 ほぅ。面白い事を聞いてしまった。
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