修学旅行

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日向の頭から手を離し、両手で日向を抱きしめた。 「ふにゃっ///」 あ、可愛い。 「ゆうや。は、恥ずかしいよ///」 「いいだろ。母さんしか居ないし、日向も嬉しいだろ?」 そう言うと、顔を真っ赤にしながら小さくコクリと頷き、大人しくなった。 「ね、ねぇゆうや・・・・//」 「ん?」 「あ、あの・・・・ぎゅってされるのもいいけど・・・・」 「いいけど?」 「その・・・・あ、頭撫でてほしい///」 やっぱり撫でられるの好きなんだな。 「あぁ、いいよ」 片手で日向を抱きしめ、もう片方の手で日向の頭を撫でた。 「・・・・・・///」 日向を抱きしめて頭を撫でている間、ずっと顔が真っ赤だったが、嬉しそうな表情をしていた。
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