卒業遠足

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「そう怒るなよ」 顔を赤くして、ぷくぅっと頬を膨らましている日向の頭をクシャっと撫でた。 「むぅ・・・・うにゅ//」 「それにしても、六年間一緒のクラスって、珍しいよな」 日向の頭から手を離すと、残念そうにしながら答えた。 「うん。でも僕、ずっと悠哉と一緒のクラスでよかった//」 嬉しい事を言ってくれる。 「俺も日向てずっと一緒のクラスでよかったよ」 まぁ人見知りが激しくて恥ずかしがりやだから、俺が側に居ないと。 「あ・・・・ぅ///」 「どうした?」 日向の顔が真っ赤だ。 「あ、ありがとぅ///」 お礼を言われるような事を言ったつもりはないんだけど。 とりあえず日向の頭を撫でた。
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