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それから特に何事もなく班が決まり、放課後になった。
｢日向。帰ろうか？｣
｢うんっ！｣
俺たちはランドセルを背負い、教室を出た。
｢はぁ･･･あと少しで小学校卒業かぁ････｣
帰り道日向がふいにそんな事を言った。
｢そうだな｣
｢中学校で上手くやって行けるか不安････｣
不安か････
｢大丈夫だよ。俺も居るし｣
正直、日向も俺以外の友達を作って欲しいとも思うけど。
｢でも････違うクラスになるかも知れないし････｣
不安な表情をする日向を見てるとまぁいいか。と思ってしまう。
｢日向、大丈夫だよ。今は来週の卒業遠足の事考えよう？｣
俺は不安になってる日向の頭を優しく撫でた。
｢････うん//｣
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