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日向の家の前に着き、インターホンを鳴らした。
「・・・・・出ない」
買い物にでも行ってるのか?
試しに玄関の扉を引いてみた。
「開くわけないよな」
仕方なく、玄関の端に置いてある小さな植木鉢の裏に隠してある鍵を取り出して、中に入った。
これも前もって雪さんから教えてもらっていたから、直ぐに入ることが出来た。
日向を部屋まで運び、ベットに寝かせた。
「さて、どうしょうか」
このまま帰ったら日向が起きた時、誰も居なかったら寂しがるだろうし・・・・
「俺も少し寝るかな」
俺も流石に疲れたし。
雪さんか咲さんが帰って来たら起こしてくれるだろうし。
「日向、ちょっとごめんな」
日向の隣に入り、優しく頭を撫でてから、眠りについた。
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