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・・・・・・・七時?
ここに来たのが五時半頃だから、一時間半も寝てたのか・・・・・・
「すいません。俺、帰りますね」
雪さんが居るなら俺が帰っても大丈夫だろ。
「もう遅いんだし、泊まって行けば?」
「でも・・・・・・」
「いいじゃない。ひーちゃんも帰ってほしくないから服の裾掴んでるんでしょ?」
・・・・・・ん?
「雪さん、日向なら寝てますよ?」
「起きてるわよ。ね、ひーちゃん?」
すると、服の裾を掴んでいた日向がゆっくりと目を開けた。
「うぅ・・・・何でわかったの?」
「そりゃひーちゃんのお姉さんだもん。本当に寝てるかどうか位わかるわよ」
流石日向のお姉さんって感じだな。
と言うか、そんなに帰ってほしくないのか?
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