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そしていよいよ俺たちのクラスになった。
｢伊藤日向｣
先生がマイク越しに名前を呼んだ。
｢はいっ//｣
｢頑張れ｣
｢うん//｣
そう小さく返事をして、舞台の方に歩いて行った。
日向頑張れ
そう心の中で呟きながら、舞台に上がっていく日向を見た。
練習通り日向はお辞儀をして、証書を受け取り、一歩下がってまたお辞儀をした。
そして舞台端にある小さな階段を降りてこっちに戻ってきた。
｢ちゃんと出来たな｣
｢うんっ//｣
さて、もうすぐ俺が呼ばれるのか。
日向には大丈夫だって言ったけど、流石に俺も緊張するな。
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