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「ゆうや、今からゆうやのお家行っていい?」
「いいよ。母さんにケーキ焼いといてってメールしとく」
日向は甘いもの好きだしな。
「やった!」
「よかったら二人も来るか?」
俺の腰辺りにくっついている日向の頭を撫でながら、二人に尋ねた。
「いや、私たちも今日は用事あるから」
「・・・・うん・・・・今日は・・・・やめとく・・・・」
「そうか。日向、そろそろ離してくれないと、歩きにくいだろ」
家でなら何時まででもくっついてていいんだけどな。
「うん。わかった」
「ありがとう。じゃぁまた明日な」
「ばいばい」
「・・・・うん・・・・また明日・・・・」
「二人ともまたね!」
二人と別れて、学校を出て、そのまま俺の家に向かった。
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