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次の日日向からもう熱も下がって元気になったとメールが来たため、迎えに行きインターホンを鳴らすと、すっかり元気になった日向が勢いよく飛び付いてきた。
「おはようゆうやっ!」
「おはよう日向。もう大丈夫そうだな」
「うんっ。雪お姉ちゃんも今日悠哉のお家にお泊まり行っていいって!」
「そっか」
それでそんなに元気なのか。
「ん//」
俺が玄関先で日向の頭を撫でていると、雪さんが出てきた。
「そういう訳だから、何かあったらよろしくね?」
「はは。任せて下さい」
「ありがとう。ほら、そろそろ行かないと遅刻するわよ」
「あ、はい。日向、くっついたままだと歩きにくいから離れて」
「はぁい」
少し残念そうにしながらも素直に離れてくれた。
「じゃぁ行ってきます」
「行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
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