128人が本棚に入れています
本棚に追加
「ゆうや、だっこ」
昼休み終了の予鈴がなる5分ほど前に日向が突然そんな事を言い出した。
「まだ寝ぼけてるのか?」
俺的には全然いいけど、日向は恥ずかしくないのか?
「むぅ・・・・ちゃんと起きてるもんっ!」
少し拗ねたような表情をしながらも、こっちに手を伸ばした。
「わかったわかった」
俺は日向の脇に手を入れ、抱き上げた。
「ありがとっ//」
「・・・・羨ましい・・・・」
・・・・ん?
羨ましい?
「楓、抱っこしてみるか?」
日向は軽いし、楓なら大丈夫だろ。
「・・・・いいの・・・・?」
「いいよな、日向」
「え・・・えっと・・・・うん///」
最初のコメントを投稿しよう!