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「そうなの?」
「うん」
「じゃぁ明日のおやつにケーキ作ってあげるわね!」
「ほんと?」
「うん。楽しみにしててね!」
「うんっ!」
それから悠哉と菜月さんのお手伝いをしていると、誰かが帰って来た。
「ただいま。玄関に知らない靴があったけど、悠哉の友だちのでも来てるのかい?」
「父さん。お帰り!」
「あら。お帰りなさい」
「ただいま」
「あ。初めまして。伊藤日向です」
「よろしく。日向くん」
「今日、日向家に泊まるから」
「そっか。日向くん?」
「は、はい」
「自分の家だと思ってゆっくりしてていいからね」
「はい。ありがとうございます!」
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