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日向の家の前に着き、インターホンを鳴らすと直ぐに日向が出てきた。
「ゆうやっ!」
と、元気な声と共に俺に飛び付いてきた。
「お待たせ」
日向をしっかり支え、頭を撫でた。
「ううん。大丈夫!早く入って!」
「わかったわかった」
日向の後に続き、リビングに入った。
「あら。お帰り」
「・・・・お邪魔します」
一瞬ただいまって言いそうになった・・・
「ふふ。そんなに畏まらなくてもいいのよ」
雪さんは、どこか楽しそうに言った。
「夕飯までもうちょっとあるから、ひーちゃんと遊んでてくれる?」
「はい。日向、何がしたい?」
「とらんぷ!」
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