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学校に着き、グランドで点呼や校長の話などをした後、俺たちはバスに乗り、直ぐに出発した。
日向はさっきから、にこにこしながら外を眺めたりしている。
よっぽど楽しみなんだろう。
「楽しみだね悠哉っ!」
「あぁ。そうだな」
「えへへぇ//」
日向の頭を撫でてやると、嬉しそうな表情をした。
「悠哉。お菓子食べていいかな?」
「今食べたら雪さんの作ってくれたおにぎり食べられなくなるぞ?」
「うぅ・・・・ちょっとだけ・・・・だめ?」
「・・・わかった。ちょっとだけな」
「やった!」
日向は嬉しそうに、飴の入った。袋をあけて、二粒取り出した。
「はい!悠哉にもあげる!」
「あぁ。ありがとう」
日向は俺が飴を口に入れるのを確認してから、自分も口に入れた。
「うん。美味しいな」
少し甘いけど・・・・
「うんっ!」
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