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そしてバスは学校近くの郵便局の前で、止まった
外では保護者が大勢迎えに来ていた。
勿論、俺の母さんも雪さんも来ていた。
「ほら日向、行こう」
「うぅ・・・・うん」
バスを降りて、俺は母さんの所に、日向は雪さんの所に行った。
「お帰り、悠哉」
「ただいま」
「ひーちゃんもお帰り!」
「・・・・ただいま・・・・」
「元気ないね。何かあったの?」
「え・・・・えっと・・・・」
日向、頑張れ。
「・・・・グスッ・・・・ふぇぇぇ・・・・」
日向は説明する前に泣き出してしまった。
すると、雪さんは日向を抱きしめた。
「よしよし。大丈夫よ」
「・・・・ふえぇぇ・・・・」
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