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―――翌日、病院
「う、う~ん……あ!」
目を覚ました和哉は見知らぬ天井をみて、驚きの声をあげた。
白を基調とした殺風景な部屋。
そして腕からは点滴のチューブが伸びている。
「病院??」
和哉は記憶をたどった。
確か、厨房でブッシュドノエルを作って、オーナーと亜希が来て……
オーナーに褒(ホ)められて……
…そこからは記憶がない。
和哉はとりあえず起き上がり、ベッドから出ようとした。
しかし、すぐに断念した。
靴が無かったからだ。
和哉はナースコールを押した。
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