大魔王様の奮闘記

聖騎士ラムナの憂鬱

ﾗﾑﾅ「そ、そんな……！ 私は騎士団に入る為に今ここに居ると言っても過言ではないのに！ ところでレンさん私のバナナジュース知りません？」

ﾚﾝ「大抵の皆は騎士団に入る為にここに居ると思うよ」

ﾗﾑﾅ「それより私のバナナジュース知りません？」

ﾚﾝ「どんだけバナナジュース好きなんだ」

レンさん＞越えられない壁＞バナナジュース＞命＞その他大勢

これくらい好きですが、こんなの恥ずかしくて伝えられません。さりげなく告る事になってしまいます。

はっ！ これはまさか誘導尋問！

ﾗﾑﾅ「イヤだレンさんったらドＳすぎるぅぅ！」

ﾚﾝ「何が!?」

レンさんの性癖ならどんなものでも受け入れる意気込みですが、しかし流石に心の準備は必要なものです。

心の準備がまだな私は、談話室から逃げるように走り去ってしまいました。

ごめんなさいレンさん。明日縛ってお仕置きして下さい。