I pink.

10/16
前へ
/59ページ
次へ
「君は…その力は?」 「詮索は後だ」 その一言に、 「ふっ、そうだな」 ブルーも、その気持ちを受け取る。 「さて、みんな揃ったんだし、一丁ぶちかましてあげたら?」 リリスが発破を掛ける。 「そうだな。行くぞ、皆」 変身アイテム、『ブレイブレットコマンダー』を取り出す。 『ブレイブ・チェンジ!!』 俺達は変身した。 「熱血のブレイブレッド!!」 「情熱のブレイブブルー!!」 「天真爛漫のブレイブイエロー!!」 「疾風怒濤のブレイブグリーン!!」 「純真無垢のブレイブピンク!!」 「悪意を撒き散らす邪悪な闇に正義の裁定を!!」 『英雄戦隊(ヒーローせんたい)ブレイブレンジャー!!』 「ぐぬぬ、おにょれぇ~!こうなったら自棄だ、ウネウネシビビキュッポン(今命名)奴等をけちょんけちょんにしろ!!」 『ウーネネー』 「しろー」 「ろー」 「待て待て待てぃ、お前等もさっさと行けよ!?給料下げるぞ!!」 『行ってきま「さっせないよー『ダークネス・インパクト』」』 リリスがミスミスとノガスを闇属性の魔法でぶっ飛ばす。 「今日も」 「自分の不幸で」 『飯が旨くな~い』 キラーン☆ミ 「ミスミス!ノガス!」 『今日もリリスちゃんは強いのでした~、てへり☆』 その頃、俺達はというと、バッシンガーは俺が全て潰したからいない。 が、巨大な合成生物が俺たちに襲い掛かっていた。 『ウネー』 よっと。 『ウネウネー』 ほいっと。 『ウネネー』 …………。 「――って、俺ばっか狙われてるんですけどー!?」 「え、ピンクだからじゃない?」 司令ぃぃぃいぃぃ!! それ、理由になってないし。 つか適当すぎだろ! 「え、そうなの?よかった~、イエローで」 納得するな。で、こんの白状者がぁ!! がしっ!! 「しまっ――」
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加