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「君は…その力は?」
「詮索は後だ」
その一言に、
「ふっ、そうだな」
ブルーも、その気持ちを受け取る。
「さて、みんな揃ったんだし、一丁ぶちかましてあげたら?」
リリスが発破を掛ける。
「そうだな。行くぞ、皆」
変身アイテム、『ブレイブレットコマンダー』を取り出す。
『ブレイブ・チェンジ!!』
俺達は変身した。
「熱血のブレイブレッド!!」
「情熱のブレイブブルー!!」
「天真爛漫のブレイブイエロー!!」
「疾風怒濤のブレイブグリーン!!」
「純真無垢のブレイブピンク!!」
「悪意を撒き散らす邪悪な闇に正義の裁定を!!」
『英雄戦隊(ヒーローせんたい)ブレイブレンジャー!!』
「ぐぬぬ、おにょれぇ~!こうなったら自棄だ、ウネウネシビビキュッポン(今命名)奴等をけちょんけちょんにしろ!!」
『ウーネネー』
「しろー」
「ろー」
「待て待て待てぃ、お前等もさっさと行けよ!?給料下げるぞ!!」
『行ってきま「さっせないよー『ダークネス・インパクト』」』
リリスがミスミスとノガスを闇属性の魔法でぶっ飛ばす。
「今日も」
「自分の不幸で」
『飯が旨くな~い』
キラーン☆ミ
「ミスミス!ノガス!」
『今日もリリスちゃんは強いのでした~、てへり☆』
その頃、俺達はというと、バッシンガーは俺が全て潰したからいない。
が、巨大な合成生物が俺たちに襲い掛かっていた。
『ウネー』
よっと。
『ウネウネー』
ほいっと。
『ウネネー』
…………。
「――って、俺ばっか狙われてるんですけどー!?」
「え、ピンクだからじゃない?」
司令ぃぃぃいぃぃ!!
それ、理由になってないし。
つか適当すぎだろ!
「え、そうなの?よかった~、イエローで」
納得するな。で、こんの白状者がぁ!!
がしっ!!
「しまっ――」
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