―・第一幕・―

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数日後、私と女性の友人を交え、四人で話の場を設けたのですが…… 女性は最初、必死に説得する私達の話を一向に聞き入れる事は無く、更にはおかしな事をいい始めました。 あの飲み会の後……私から電話があり、告白された。と……。 その後も、何度も私とメールのやり取りをしていたものの、途中からプツリと返信が途切れ、今に至る。と言い出したのです。 そんな馬鹿な話、ある筈が無い。 私が返したメールは、バイト中に返した『有難う』という、素っ気ない内容のメールのみな筈。 しかし、女性の必死の訴えを裏付ける、ある証拠が残っていたのです。  
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