story1

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「ねぇ、のんちゃん。ちょっと寄り道していいかな?先に学校行っていいから」 「そーうー。入学式遅れないでね」 「分かってる」 のんちゃんと別れ、歩き出す。 ――ブワッ 大きな風が吹き、スカートが捲れた。 誰も見てないよねと左右確認。 「クマ柄」 後ろから男性の声。 振り向くと、同じ学校の男子生徒。 サラサラと茶色の前髪が、なびいていた。 美男子。 思わず目が奪われた。 恋の予感かも? .
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