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「篠田君……。そんなに堂々と買ってる所を好きな子に見られたら、嫌われちゃうよ?」
好きな子=理子。→エロ本を堂々と買う男は嫌い。
がーーーーん。
理子の後ろで、市ノ瀬は腹を抱えて笑っていやがる。
くそぅ!
「俺は、エロ本が好きなんじゃない! 小動物系女子が好きなんだっ」
そう叫び、その場を走り去った。
街の明かりが滲んで見える。俺は目尻に溜まった涙を力強く拭った。
ー終ー
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