君の望んだ物語

始まりは何時も突然に｡

普通死んだら三途の川だよね？

いや別に僕ってば仏教云々ないけどさ。

まさか本当に定番展開？

「随分とあっさりしてるんだね」

ん？

目の前に突然現れたのは………イケメン。

金髪、碧眼、テンプレなら神様ってやつか。

しかしイケメンだ…無駄に。

大事な事だから二回言ってみた。

別に深い意味は無い。

ただ、そう、ただ…妬ましいｗ

「えっと話が早くて助かるよ？（イケメンって私の事かな）君も解っているだろうけど君は………死んだんだ」

やっぱりあれか転生ですか。

「スゴいね。そん事までわかるとは…」

へー。あ、でもここまで定番だともしかして僕の死因って神様のミスとかだったり？

「ギクッ！」

ちょｗ擬音を口に出すとかどんだけ動揺してんだこいつｗｗｗｗ

「あわ、あわわわわわ！」

んんー？どうしたんデスかそんなあからさまに目を泳がせてー。

「な、何でも無いよ？」

………。

｢………｣

脂汗ぱないｗ面白ｗｗｗｗ

ねぇ　か　み　さ　ま　？

「なっ！なななっ何かな？」

慌てすぎｗｗｗｗ

えっとココは天国？どう見ても地獄じゃないよね？

「そっ！そうだよ！ココは天国！…君の善行が良かったからね！」

ふ―ん。

どうやら僕の心が読めるを忘れるくらい焦ってるみたいだね。

そーなのかー。

「はは、ははははは」

まぁぼくよいこだし？ところで　か　み　さ　ま　？ぼくちょっとききたいことがあるんだけれど、おしえてくれますか？

「なっ何かな？私の答えれる事なら何でも答えるよ？」

安心顔ですねｗ

…さて、貴方様は創世神様ですか？

創世神＝創造神。一番偉いかどうかだね。

「そ、そうだよ！よく分かったね！」

…て、事はやっぱり定番か。

イケメンで神で一番偉い…。

ぬっころ（ｒｙ

げふんげふんｗｗｗｗ

…さて、確認すると僕は死んだのは間違いないね。

さすがにアレに轢かれて生きてはないっしょ。

そしてこの神様…。

一番偉い神なのは間違いない。

…問題はこの状況か？

第一にただの死人である僕が何で神様の前にいるのかだけど。