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「新多、彼女いたんだな。あんまりにも女気ないから、一部でそっちの気があるって噂されてるぞ」
渉の言葉に一気に引き戻された。
今度は顔を青くしている俺に、ほんの一部だよと渉は頬杖をついた。
「少なくとも、お前の周りにいる人間はそんな風には思ってないよ。まぁ、でもお前もなかなかだったんだな。一番目って、今までで何人くらいと付き合ったんだよ?」
渉の問いかけに一人、二人と指を追っていく。
「えーと、12人……かな?あはは」
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