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「あー・・・」
ただいまの時刻、午前9時
うーん、昨日一応善処するっていったしな
うん、大丈夫だ。俺善処したよ
うん、俺頑張ったよ
はぁ・・・時間巻き戻せないかな・・・
いや、ここは逆転の発想がいる場面じゃないか?
逆によく9時に起きれたよ
これなら午前中には学校にいけるよ
はぁ・・・こういうとき俺が<遅刻王>って呼ばれてるのが納得できるなぁ・・・
・・・Side 明久
「あのバカ!遅刻したら補充テストうけられないじゃねぇか・・・!」
雄二がそうつぶやく、でも・・・
「え?裕介前の戦争でてないんだから点数消費してないんじゃないの?」
「あいつが振り分けテストでいい点数取ってると思うか?」
「うーん」
どうだろう、そんなのわかるのかな?
「おまえはバカか。前のテストが悪かったからFクラスにいるんだろうが」
「え?でも・・・」
「あいつはやる気ないときはほんとに適当にする。おまえも知ってるだろう?」
そうだった。裕介は重度の気分屋だった。そういえば前にテストで賭けをしたときの点数はすごかったなぁ
「あー、確かにそうだね。でも今回は真面目にテストうけてくれてるの?」
「おう、それなら大丈夫だ。」
なぜか雄二は自信たっぷりに答えた
まぁ、雄二が自信にたっぷりに言うんだ。なにかあるんだろう
・・・Side out
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