第三問 『Bクラス戦』

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俺は登校中に道に迷っているかわいいロシアの人に道案内をした ああ、銀髪なんて珍しいかった。それに可愛かった。そんな困っている美少女を助けれて俺は満足だ しかし、そのせいでもう太陽は真上にきていた 「この失態、万死に値する・・・!」 ぐぅー 俺の腹の虫がかわいく鳴いてるな とりあえずコンビニに入り、昼飯を買う 「腹が減っては戦はできないからね」 のんびりパンを片手に学校に向かう そういえば戦争はいつはじめるのだろうか 「きいとけばよかったなぁ」 そうぼやきながら俺は靴をはきかえる 「・・・Fクラスが試召戦争をBクラスにしかけたらしいよー」 「・・・・・・知ってる」 お?この声はまさか・・・ 「さすが翔子ちゃん。情報の受信がはやい!伊達にAクラス代表になってないねー」 「・・・・・・友里それはあんまり関係ない」 「んんー?そうかな?」 Aクラス代表 霧島 翔子(きりしま しょうこ) 振り分け試験において学年で最高成績を収めた。更に黒髪を肩まで伸ばした日本人形のような整った美少女だ Aクラス所属 椎名 友里(しいな ゆり) 学年でトップ5の成績をもつといわれていて、金色のストレートヘアーに白い肌。例えるならこっちはまるで西洋の人形みたいな美少女だ だが俺にとってはいやな組み合わせだ・・・ 2人ともかわいいんだけどなぁ・・・ だが姿、名字をかえているとは言え変なリスクを負う必要はないだろう 俺は2人が通りすぎるまで隠れてやりすごした それにしても2人の会話からFクラスはもう戦争をはじめてるぐらいらしい 俺が来たのはちょうどいい時間ぐらいだったな ヒーローは遅れてくるもんだしな さぁ!急いでいくか!
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