第三問 『Bクラス戦』

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・・・ 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」 俺は教室の扉をあけた 『『・・・』』 あれ?ちょっと古かったか? てか、あれ誰だよ。俺のクラスにあんなやついたっけ? 『やばい、なんか痛いやつかきたぞ』 い、痛いやつ・・・俺のガラスのハートにひびがはいったよ・・・ 『第1目標の手紙は手に入れた、ずらかるぞ』 そういって名もわからぬ生徒達は教室からでてった 「なんだったんだ・・・?」 推測できるのは、Bクラスの代表、卑怯で有名な根本 恭二(ねもと きょうじ)がなんか仕掛けてきたってくらいかな? 根本というやつはとにかく評判が悪いからなぁ。しかも目的の為には選ばないらしいからな それにしてもその根本が相手なのに雄二は無用心だな。これをネタにして遅刻チャラにしてもらうかね 俺はみんなが帰ってくるまでちゃぶ台で寝ることにした ・・・ 「おい、起きろよクズ」 雄二・・・なんて起こし方だよ。はぁ・・・注文をできたなら美少女におこしてもらいたかったな 「クズ呼ばわれされる覚えがないんだが?」 覚えがあるが俺はとりあえずとぼけておく 「あ”あ?昨日善処するっていいたのは誰だよ!」 「まぁ、落ち着け。これにはちゃんとした理由があるんだよ」 「理由だと?」 「ヒーローは遅れてくるもんだろ?」 「みんなやれ」 雄二が手でなんか合図をする クラスのみんなが殺気をまとって迫りよってくる ちょっと、冗談通じない人ばっかりで笑えない 「冗談だよ!みんな殺気をおさめて!」 「次はない、でなんでなんだ?」 「そんなことより。相手はあの根本だろ?どうせ卑怯な手を使ってくるんだ。それなら教室に誰も残さないなんて無用心すぎないか?」 「あ?」 「俺が教室に来たときBクラスの生徒がいた」 『「!」』 「しかもなんか第1目標を達成したとか言ってたしな」 「ちっ、そのための協定を結ばせたのか・・・!」 「それぐらい読めないと俺が手伝っても勝てるものも勝てないぞ?」 「・・・」 ふっ・・・!計画どうり・・・! これで俺への追求はなくなるだろう
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