第五問 『Aクラス戦』

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「うん。それだけじゃないけど。たしかに翔子ちゃんが調子悪くて姫路さんが絶好調だったら、もしかしてー、があるかもしれないからね」 そりゃそうだわな 「安心してくれ。うちからは俺が出る」 「戦争中の雄二がいうことなんて信用できないなー」 「そうね、その言葉を鵜呑みにはできないわね」 「そうか。それなら、その条件で呑んでも良い」 しかし雄二、本当に勝つ見込みあるのかね? 「けど、勝負内容はこちらで決めさせて貰う。そのくらいのハンデはあってもいいはずだ」 そこを譲歩してくれかなったら俺はたちの負け決定だな 「え?うーん・・・友里どうする?」 「うーん、翔子ちゃんどーしよー」 「・・・受けてもいい」 「ぅわっ!」 明久がなんか驚いてる 「・・・雄二の提案受けてもいい」 「あれ?代表いいの?」 「・・・その代わり、条件がある」 「条件だと?」 「・・・うん、負けたほうは何でも2ついうことを聞く」 「・・・(カチャカチャ)」 なぜかムッツリーニがカメラの準備をはじめていた 「ムッツリーニ、まだ撮影の準備は早いよ!というか、負ける気満々じゃないか!」 「じゃあ、こうしよー。勝負内容の5つの内3つの選択権を雄二たちにあげるね」 まぁ、それぐらいが妥協ラインだな 「交渉成立だな」 「ゆ、雄二!何を勝手に!まだ姫路さんが了承してないじゃないか!」 姫路?なにいってんだ?このバカは 「心配すんな。絶対姫路には迷惑はかけない」 「・・・勝負はいつ?」 「そうだな。明日の10時からでいいか?」 「・・・わかった」 こうしてAクラスへの宣戦布告は無事に終わった
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