第五問 『Aクラス戦』

5/8

381人が本棚に入れています
本棚に追加
/110ページ
・・・ Aクラス戦当日 この日俺は何年ぶりかの早起きをした。ほんとにいつぶりだろうか 「ねみぃ・・・」 だが俺が早起きをするほどまでに重要なことがあるんだよね・・・ 「はぁ・・・」 ・・・ 「失礼するぞ、ババア」 俺は学園長室に来ていた 「なんだい、朝から失礼なガキだね」 「なんで勝手に俺の召喚獣をかえやがった?」 「なんだいそのことか、召喚獣は本人のコピーだからね。あたりまえさね」 「おいおい、今の俺は姿あんな姿してない」 「でも、本当はあれなんだろう?」 「いや、そうだけど・・・」 「用はそれだけかい?ならさっさと帰りな。私はあんたほど暇じゃないでね」 はぁ・・・、これはめんどくさいけど・・・ 「学園長お願いがあります」 「なんだい、はやくいいな。ウスノロ」 「俺の召喚獣を今の姿にかえてください」 俺は外見だけでも誠意をみせるために頭をさげる 「ふむ、それには条件がいるさね」 うわぁ・・・これだから、いやだったんだよな。でもなんでこんなにあっさり・・・? 「なんでしょうか?」 「こちらのお願いを1つきいてもらうよ」 「願いですか?俺の力を超えるものはかなえられないですよ?」 神龍も自分の力を超える願いはかなえられないしな 「別にそれでいいさね。願いはもうちょっとしたらいうからね」 「・・・了解です」 「契約成立だね、召喚獣は今なおしておくよ。今日Aクラス戦あるんだろ?」 くそババアめわかってたな・・・! 「ああ、よろしく頼む。じゃあ、失礼したな」 そういって俺は学園長室をあとにした 「はぁ・・・、願いか・・・俺のめんどくさいメータがふりきりそうだよ」 でも、まだバレたくないしな それに、学園長にこれくらいですむなら安かったほうかな?
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

381人が本棚に入れています
本棚に追加