第十一問 『頼み事』

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は? 「なぜ?」 なぜ俺がこの娘を案内せにゃならん。俺はこの学際を自由にエンジョイしたい 別に今までエンジョイしてたわけじゃないがな 「召喚獣の件忘れたとは言わせないよ?」 は? 学園長はこんなことに願いをつかうのか? この娘にはなにかあるのか? 「なら、やりますけど。いいんですかこんな願いで?」 「いい。どうせアンタに叶えれる願いなんてたかがしれてるからね」 失礼な。俺はおつかいぐらいなら行ってこれるぞ 「あの、お兄ちゃん。私の名前は葵 真帆(あおい まほ)です。今日1日よろしくお願いします」 そう言ってペコリと礼をする真帆ちゃん。可愛い 「そうか、俺の名前は不知火裕介だ。こちらこそよろしくな真帆ちゃん」 俺は真帆ちゃんの頭を撫でながら自己紹介をする 「そういえばアンタ、もしかしてロリコンとかじゃないだろうね」 ババアが疑いの眼を向けてくる 「違う!紳士だ!」 ま、厳密に言うとロリコンという名の紳士かな? 俺のストライクゾーンは広いからな 「そうかい、よくわからないが大丈夫ならさっさと行きな」 は? 「おい、この娘の案内理由とか説明してくれないのか?」 「するわけわけないさね。それを聞かないのも願いのひとつさね」 聞くだけ無駄だったか 「はいはい、じゃあ真帆ちゃん行こうか」 「うん、行く!」 やっぱり子供は無邪気で可愛いな 俺は真帆ちゃんを連れて学園長室をでた
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