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「あれ?秀吉心読めるの?」
「お主の顔にかいてあっただけじゃ」
へぇー、すごいな。読顔術かよ。
「てか、2人とも似てるなー」
「そりゃ似てるわよ、双子だからね」
「そういえば、秀吉の姉さんってBL好きって噂があるけどそれって本当なの?」
ピキッ
あれ?空気が・・・凍った?
「不知火君だったっけ?ちょーっとお話があるんだけど?」
あれ?また地雷踏んだ?
なんでかな?趣味の話題ってオーソドックスでいいと思うんだが・・・
「あ、姉上!なぜワシのところにわざわざ迎えにきたのじゃ?」
すかさず秀吉が俺の踏んでしまった地雷を処理してくれる。
「あー、夕ご飯の材料を買ってきてもらおうとおもって」
おお、地雷は無事撤去された。
「秀吉、君は本当にいいお嫁さんになれるよ」
「ワシは男じゃ・・・」
「はい、これリストね」
そういって秀吉姉は秀吉に紙を渡す。
「姉上はいかぬのか?」
「買い物ぐらいひとりでいってきてよね」
「秀吉、俺も一緒に行くよ。ついでに俺も買い物したいし」
「そうか、じゃあいこうかの」
「寄り道せずにさっさと帰ってくるのよー」
あんたは母さんか。
その後俺と秀吉は楽しく買い物をした。
今日、学校に行った甲斐があったな。
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