第一問 『新しいクラス』

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「あれ?秀吉心読めるの?」 「お主の顔にかいてあっただけじゃ」 へぇー、すごいな。読顔術かよ。 「てか、2人とも似てるなー」 「そりゃ似てるわよ、双子だからね」 「そういえば、秀吉の姉さんってBL好きって噂があるけどそれって本当なの?」 ピキッ あれ?空気が・・・凍った? 「不知火君だったっけ?ちょーっとお話があるんだけど?」 あれ?また地雷踏んだ? なんでかな?趣味の話題ってオーソドックスでいいと思うんだが・・・ 「あ、姉上!なぜワシのところにわざわざ迎えにきたのじゃ?」 すかさず秀吉が俺の踏んでしまった地雷を処理してくれる。 「あー、夕ご飯の材料を買ってきてもらおうとおもって」 おお、地雷は無事撤去された。 「秀吉、君は本当にいいお嫁さんになれるよ」 「ワシは男じゃ・・・」 「はい、これリストね」 そういって秀吉姉は秀吉に紙を渡す。 「姉上はいかぬのか?」 「買い物ぐらいひとりでいってきてよね」 「秀吉、俺も一緒に行くよ。ついでに俺も買い物したいし」 「そうか、じゃあいこうかの」 「寄り道せずにさっさと帰ってくるのよー」 あんたは母さんか。 その後俺と秀吉は楽しく買い物をした。 今日、学校に行った甲斐があったな。
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