第三章

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「おい、ガキ名前は?」 「田中太郎。」 「んじゃ、太郎「やっぱ穂だった!」 「最初からそういやぁいいんだよ穂。」 綺麗な顔と不釣り合いな喋り方がおかしかった。 「ねぃちゃんは?」 「ひ、み、つ。」 「………」 ずるいな。 「で、穂。パパとママは?」 「死んだ。ずっとまえに。一緒にすんですおじいちゃんはもう寝た、とおもう」 この話をするとみんな気の毒そうな顔で謝ってくる。 「……。まぁ どんまい」 ぽんと頭を叩かれた。 手は冷たくて。 手の冷たいひとは、心が暖かいっていうな。と思った おばあちゃんも手が冷たかった。

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