汚れた自分

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『マナミちゃんだよね?初めまして、よろしくね』 中年の豚腹をした男が私に手を差し伸べた。 「よろしくお願いします」 私は笑顔で答えた。 マナミは偽名。 本名は高峯 蒼空。 そこらじゅうの大人ぶった高校2年。 親が原因で家出をして、独り暮らしをしてる。 高校なんてまともに行ってない。 「どこのラブホテルいきます?」 『うーん…じゃあ×○ホテルにしようかな』 「そこ、私も好きです」 『そうかい。それはよかった』 男は緊張しているのか組んだ腕はすでに汗ばんでいた。 いや…これはただのこの人の体質か。 どんな人でも、私はsexの以来は受ける。 出会い系サイトに登録している私は、週に何度も 『僕とHしてください』 『20万やるからヤらせて?』 などのメールが寄せられる。 『どこの部屋にしようか…』 「ここなんてどうですか?」 私はピンクのネオンライトが売りの部屋を選んだ。 部屋に入ると、甘い香りを私の鼻を刺激した。 薄暗いライトの中私は服を脱ぎ始めた。 「シャワー、浴びません?」 『お、おう』 シャワー室に入ると、勢いよく後ろから抱き締められた。 「どうしたんですか?」 『いや…、落ち着くなぁって』 「もうっ…」 視線を交わした後、ゆっくりと二人の唇が近ずく。
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