プロローグ

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「ねえー。ちょっとお、聞いてんのお?!!」 「ウザイっつってんのよ!」 「調子乗り過ぎだしい、ブスのくせに!」 キャハハハハ、と、私を囲んださん人の笑い声が響く。 アタシ、藤崎加奈恵は、入学して二週間くらいして、先輩に目をつけられるようになった。 んー、原因はわかってんだけどね! それは、アタシが、学年関係無しにバスケ部男子と仲が良かったから。 もともと小学校六年間、ミニバスチームに入っていたアタシは、自分でゆーのもなんだけどまあまあバスケが得意だった。 んで、幼馴染でそのミニバスも一緒だった和希に誘われて、バスケ部に入部した。 .
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