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「親父、御袋…今まで有り難う…これからもよろしく…」 花束を前に突き出した俺は両親へ目を向けた後、父へと手渡す 「お父さん…お母さん……不束な娘になりますが、どうぞよろしくお願いします。」 望は母に花束を渡して、大きく頭を下げる 俺の両親…正確には俺達の両親も深々と頭を下げ、つられる様に俺も頭を下げた 俺の自宅で行われた二次会は多くの人(主に俺と姉の友人)で賑わった。 夜中になって全員が帰ってからも姉は望を巻き込んでから飲み続け、遂に望は潰れてしまい、それから程なくして姉もその場で眠った 両親も早くに眠ってしまい、残った俺は仕方なく姉を部屋に運んで望を自室へと連れて行った 「愛してるよ…」 望は眠りながらうわごとの様に何度も繰り返し呟いていた
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