ふたつの一等星

今日も目を覚まして身仕度を終えると車に乗り込み、現場に向かう。「おはようございます、本日担当させていただきます四宮です。」現場に着くといつも通りの笑顔を作って挨拶をするいつからだろう、作った笑顔ばかりで心の底から笑えていなかったのは… そんなことくらい自分でも分かってたけれど、ただ繰り返される毎日のなかで笑える事なんて出来なかった

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