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「……ぬふーっ」
うさぎは1時間ほどで泣き止み、今は俺が作ったニンジンジュースを飲んで和んでいる。
よし!整理をしよう
目の前に居るのは、20㎝ほどの白うさぎ。
普通のうさぎは喋らないに決まっている。
ということは、ロボット…?
そうだ!ロボットだな!
それにしては良く出来てんなー。
「はっ!俺、ゆーと!18歳!お前は?」
何か思い出したように、耳をピンと立てて手を挙げながらいきなり言う。
「へ?あ、俺は涼介。同じく18」
ロボットにも年齢があるのか?
「お前は、何?ロボットだよな?
と、ニンジンジュースを全部飲んで満足してるうさぎに聞いてみる。
あれ?ロボットってジュース飲めるか?むしろ泣くか?あんなに怯えて…
「お前じゃなくってゆーと!ロ、ボット…何それ?うまいのか?」
と首を傾げながら聞く。うん、ロボットでは無いらしい
「いや、不味いと思うぞ。じゃあ、ゆーとは何者?」
ロボット食ったことねーけど見た目不味そうだしな、うん。
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