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今日もいつもの通り木の上で寛ぎ、授業をサボっている。
先生には悪いけど、独りになりたかった。
木漏れ日に目を閉じ、耳をすませる
風の音がする。
草が揺れる音がする。
片目しかない瞳を少しだけ開ける
ここは平和だ…
なんて思ってしまう。
それと同時に、こんな平和な所に私が居て良いのだろうか…とか、色々思ってしまう。
「……こんなゆったりした時間は“あの時”以来かな…」
木漏れ日が眩しい。
手で影を作りながらその光を見る。
「遊幻にはちゃんと見えてるかな…この光…」
私には少しだけ、霞めて見えるよ…
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