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バーのマスターは、客寄せに面白い企画を思いついて看板を掲げた。
『100ドル払って馬を笑わせよう!笑わせた人には10000ドルプレゼント!』
客は面白がって参加費の100ドルを払い、マスターの馬を笑わせようとした。
もちろん馬は笑うはずもなく、商売大繁盛。
ところが、ある日見知らぬ男がやって来て
「私にやらせてください」
男は100ドル払って、馬の耳に何やらささやいた。
すると馬は、グハグハと歯をむい て笑い転げた!
約束通り金を払うとすっかり赤字。
考え込んだマスターは、新たな看板を掲げた。
『100ドル払って馬を泣かせよう!泣かせた人には10000ドルプレゼント!』
またも客は面白がって、商売大繁盛。
だが、やはりあの男がやって来た。
「私にやらせてください」
男は100ドル払い、馬小屋に入ってドアを閉めた。
間もなくドアを開けたときには、 馬は滝のような涙を流して大泣きしていた。
「これは・・・。この前といい今回といい、あなたいったいどんな手を使ったんです?」
「簡単ですよ」 男は笑顔で言った。
「この前のときは、僕のナニはお前のより大きいと言ってやったんです。
今回は、それを見せてやったってわけです。はっはっは」
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