1つ

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------ピンポーン 「んだよ…親とか寝てんだよ」 ------ピンポーン 「分かったよ!!」 俺は乱暴に受話器を手にし、耳に当てた。 「もしもし、どちら様で…!!」 苛立っていたせいもあり、少し乱暴な口調になってしまっていた。 「…………………………もしもし!!」 しかしいくら待っても返ってくるのは無音だけ。 何も返ってこない。 ガチャンッ… さすがに頭にきて受話器を乱暴に元の位置に戻した。
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