1つ

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しかしドアの前には誰もいなかった。 ワン!!ワンッ!! 足下には俺が飼ってる犬がいる。 「…ん??」 よく見てみるとインターホンから延びている線が壁から剥がれていた。 「もしかして…ピンポンピンポーン鳴らしてたのはお前か!」 ワン!! 「こんにゃろ--!!(笑)」 インターホンの犯人はどうやらうちの飼い犬だったみたいだ。 むしろ犯人ではなく犯犬だが(笑)。 俺は線を元の場所に戻して固定した。 「もうやんなよな--」 そんなことをいいながらペットと戯れていた。 ワン!!ワンワン!! 「なんだよ-」 ------ピンポーン 「…え??」 俺はインターホンのある場所に目を移した。
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